HOME > 応用講座 > 第12回:NLP講座(ラポールのこと)

応用講座

第12回:NLP講座(ラポールのこと)

今回のNLP講座はラポールのこと。

フランス語で「橋をかける」という意味で相手と自分の間に橋が架かっている状態、つまり心が通じあい、お互いに信頼して相手を受け入れるような状態のことをさします。
ラポールを築くことはカウンセリングの中では欠かせないことですが、ビジネスや教育、夫婦、親子、友人関係においてもラポールは重要になってくるので今回の講座でラポールのテクニックのことを挙げたと思います。

ラポールのテクニックのなかでこれらのNLPテクニックを使うと相手との信頼を早く築くことができるのです。
例えば今回の講座で紹介するのはミラーリング。

相手のしぐさや姿勢を鏡に移しているかのように真似るNLPテクニックのこと。
それにより、相手が無意識的にあなたを自分と似た存在であると認識することで、相手の警戒心を解き、好意や安心感を感じさせることができるテクニックなのです。

講座で学ばなくても、普段の自然な動きからしている人もいて、気の合う友人やカップルの会話をみていると同じしぐさや体勢で会話しているのを見かけませんか?
これが今回の講座のテーマ、ミラーリングなのです。

自然に溶け合っている状態を意識的に作り出すために、ミラーリングNLPテクニックを使うのですが、少々注意もあります。
あからさまに相手のことをミラーリングしては相手に不愉快にさせてしまうだけになって、ラポール構築は難しくなってしまいます。

相手のフィールドを尊重し、相手の世界を理解したいと思う気持ちのもとに行うことが大事になります。